車屋(整備工場、販売店)の集客UP!女性にモテるお店づくり 後編

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カテゴリ:車屋 集客

車屋(整備工場、販売店)の集客UP!女性にモテるお店づくり 後編

(※この記事は1,2分で読めます。2018/03/06)

前回の車屋集客アップに引き続きまして、後編となります。

                           

車屋で集客できない要因4【鈍感】~商談でコーヒーかお茶しか選べない~

車屋 集客
 

大手ディーラーではご自由にどうぞ。ドリンク無料
といった自動販売機を置いている店舗があります。

それもコストなので必ずしも導入する必要はありませ
んが、導入しないならしないなりにも工夫はいくらで
もできます。

特に提供するドリンクサービスがコーヒーかお茶しか
選べないのは、女性顧客または家族連れを完全に無視
したサービスです。

私が受けたドリンクサービスで「ホットゆず茶」とい
うものがありました。

もちろん自動販売機ではなくスタッフの方が作って
直接出していただけるのですが、その店舗は他にも、
ハーブティーやベルガモットなど、まるでちょっと
した喫茶店でも訪れたようなサービスを感じました。

必ずしも自動販売機を入れなくても、おもてなしは一
工夫
で十分ホスピタリティを高めることができます。

車屋で集客できない要因5【無配慮】~トイレにアメニティがない~

車屋の集客アメニティ

突然ですが、美容院には行ったことありますか?
理容ではなく「美容」のほうです。

今では男性も美容院でカットする時代ですが、やはり
主な顧客層は女性が中心です。

そのため、店舗内は「清潔さ」「居心地の良い空間」
「きめ細かいサービス」などに配慮したお店になって
います。

「トイレのタンク下がすごく汚くて美容院を変えた」
知人から聞いた話ですが、男性だとピンとこないかも
しれません(笑)なぜなら!

「トイレ周りと理容技術の腕は別じゃないの?」
とオトコ的発想になりやすいからです。
しかし、これは男性と女性の脳の違いにあります。

「あなたのここが許せない!」
と、ひとつでも気になる点があればすべてが
嫌いになってしまう(怖)

しかし、よく考えてみれば美容院は、自分の見えない
襟アシなども美容師にまかせています。

トイレの見えない部分に気が回らないお店に、自分の
見えない部分のカットをお願いしようと思うか。。。

関東で店舗展開されている、とある中古車販売店の
女子トイレには、油とり紙やアロマポット、化粧水や
コットンなど、一流ホテルのトイレかと思わせる、
いや、それ以上のアメニティが用意されています。

女性のお客様がこのトイレを見たときに必ず心を動か
される配慮
だそうです。

どんなことであれ、お客様の「感動」スイッチを押す
こと
ができれば、すべてのサービスが輝き始めます。

たかがトイレと侮ることなかれ…。

車屋で集客できない要因6【不愛想】~整備の人がさりげなく怖い~

整備士でも笑顔

ひと昔まえならパソコンに強い男性は頼もしさの象徴
でしたが、今の時代、パソコンに限ってはそれほど差
がないと思います。

ただ、車に関してはやはり男性のほうがちょっぴり
女性よりも詳しいという認識が一般的ではない
でしょうか。

整備士の方は車のプロです。細かく車の状態を見て
車の状態を分析し、お客様に状況を説明します。

場合によっては、修理依頼の承諾を取り付けるために
説明しますが、専門用語で、しかも難しい顔で説明
されると女性は間違いなくヒキます。

車の安全性を考えれば頼もしい限りなのですが、
その前に信頼感をお客様から得なければいけません。
これは営業マンも整備士も同じです。

お客様へお客様目線に立ったわかりやすい言葉で、
かつ笑顔で対応できているか?
そこから初めて信頼感⇒安心感なのです。

最初から最低限の安心感だけを提供するなら別ですが
そういう店舗は1円でも費用が安い整備工場にお客様が流れていきます。

「御社は安売りで地域一番店を目指しているのでしょうか?」
自社がどのようなお客様とご縁を繋いでいきたいか?

そのためには自社がどのような「顧客満足価値」
提供できるのか?

スマイルはコスト「¥0」です。かかるのは社員教育の
時間だけ。今日から実行しない 手はありません。

        

車屋で集客できない要因7【退屈】~幅広い商品やプランがない~

車屋 集客のための付加価値

軽自動車の女性購買比率は3人に2人と言われています。

その女性はスマートフォンにしてもノートパソコンに
しても 「かわいい」「おしゃれ」「シンプル」といっ
た男性とは異なる感覚を持っています。

それを敏感に感じ取り、いち早く導入したのはパソ
コン業界でした。

かつての秋葉原は、「マイコンオタク」と呼ばれる
PCジャンクの集う街であり、
マイコン・パソコン売り場には
「メモリ〇〇!」「ハードディスク〇〇GB!」
「CDドライブ〇〇 倍速!」
といった、文言で売り場が埋め尽くされていました。

しかしメーカーが女性向け商品を投入し始めた
2000年初めには
「かわいいピンクボディのノートPC!」
「キーピッチ高わずか8ミリ!だから付け爪
したままメールを送れる!」など、
スペックよりもかわいさやイメージを前面に押し
出した戦略に変っていきます。

これは車にも同じことが言えます。
特に女性のこだわりは一義的ではなく幅広い個性を有
するため、車内アクセサリーや乗り換えプランの充実
などを図る必要があります。

一般量販店ではこのような方向性をいち早くキャッチ
し、女性向けカー用品の取り組みに力を入れてます。

中古車販売店も車だけではなく付加価値を高めるよう
な取り組みが 今後の生き残りの条件となります。

株式会社イプラ 代表取締役 小田 泰平

販促グッズ販売の株式会社イプラ、女性集客に特化した株式会社カーキュー トの代表取締役。千葉大学にて心理学を専攻、卒業後はベンチャー系IT企業 に入社。東京本社にで3年勤務のあと、横浜営業所の立ち上げに4年携わる。退社後、モーター業界に転身。株式会社愛媛企画(現株式会社イプラ)にて、 ITを活用した業界特化型業販サイトを10ほど立ち上げ軌道に乗せる。その後、 リーバイス、IBM、フェデックスなど世界的企業の業績向上に尽力した米エイブ ラハム理論を学び集客マーケティングを業界に取り入れる。