【経営奮闘記第3話】チームエル、そして車の委託販売との出会い

【経営奮闘記第3話】チームエル、そして車の委託販売との出会い

カテゴリ:ビッグラン様

【経営奮闘記第3話】チームエル、そして車の委託販売との出会い

車屋 経営者

株式会社ビッグラン(広島県広島市)
代表取締役 増田 裕明 様

<事業概要>
・創業:1990年(平成2年)社員数:11名
・事業内容:中古車販売・買取、新車販売、カーリース、整備
・店舗数:1店舗/総基盤数:1,500件
・展示台数:35台(内第2展示場15台)
・35台全数預かり車両
・年間販売:新車 40台、中古車 207台

前回の第二話儲かる車屋からの転落からの続きです。

私自身、車の販売が八方塞がりとなる中、かつてのセミナー仲間から、声をかけられ【チームエル】と、出会いました。

そして、悩んだ末に開業から17年目となる2007年チームエル運営のカーリンク加盟を決意!

「愛車広場カーリンク 広島五日市店」として、【車の委託販売】をスタートさせる決断をしました。

車の委託販売、そして加盟の決断に至る、自動車業界の市場環境変化

車 オークション

決断に至った背景としては、今までのようなオークション仕入れからの車を並べて売る業態は、将来的に縮小していく気がしたからです。

その理由はインターネットの普及により、オークション仕入れでは他社との差別化ができなくなったこと。

また、以前のように安く仕入れられないという現実もあり、仕入れ先をオークションからユーザーに変え、買取業態にしないといけないと感じていました。

大手FCの車買取専門店にする検討もしましたが、当時はお客様から安く買い叩いてオークション売却で儲けるというのが主流の時代。

しかし、車好きの身としては、このやり方が好きではなかったのです。

車の委託販売、そして加盟を決断した、決定的に大きな2つの要因

車 委託販売

でも現実的に、仕入れ先をユーザーに変えないといけないという危機感の中で「委託販売」は、ユーザーから仕入れ、ユー ザーに売ることを提言しており、お客様から車を買っても売っても喜んでもらえるという、自分がやりたい買取方法にぴったり合っていました。

なによりも
『状態のわかる車を売ることができる』
そして、
『車を大事にしている想いも伝えることができる』

お客様の【売りたい】【買いたい】を繋ぐビジネスそしてお店も【利益が出せる】これが決め手でした。

そしてもうひとつの決め手は、社員教育です。
「車のお探しカフェ」の失敗要因のひとつに、私自身スタッフを教育できなかったということがあります。

自分は成約できるが、他のスタッフは決めることができない。
しかし、どうすればできるかをきちんとスタッフに教えることができない。

その問題を、チームエルなら解決が期待できたというのも、加盟を決めた大きな要因です。

加盟当時、自社に充満していた他責風土

車屋の組織風土

その当時の当社は、うまくいかない時期が長かったせいか、他責の風土が蔓延していたと思います。

うまくいかないのは、すべて「会社のせい!」「社長のせい!」というムードが根強く、これを変えるのはひとりでは大変困難でしたし、到底無理でした。

そもそも、きちんとした 教育制度どころか、事業計画やビジョン設計も社訓も無かったのです。

それを、チームエルでは一から学べ、社員のスキルも上げることができる!成功のイメージが持てました。

しかし、私自身が成功をイメージできても新しい事に疑心暗鬼な組織を変えるのは、更なる苦労の連続でした。。。

次回、>車屋としての新たな戦略につづきます

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